横田めぐみさんの弟・横田拓也さん、田口八重子さんの長男・飯塚耕一郎さんら拉致被害者家族と、支援団体「救う会」がゴールデンウィークにアメリカを訪れた。
現在、北朝鮮にはアメリカ人3人が拘束されていて、この人権問題と結び付けられ、アメリカでは日本人の拉致問題へもかつてないほど関心が寄せられている。米朝首脳会談が6月にも開催されるとの予測が広がるなか、拉致問題の進展に期待が高まる中での訪米となった。
一行は3日、北朝鮮に拘束され帰国後に死亡した大学生オットー・ワームビアさんの家族と面会、連携を訴えた。また、加藤勝信・拉致担当相と国連本部のシンポジウムにも出席。拉致被害の現状を報告するとともに、国際社会に向け協力を呼びかけた。7日放送のAbemaTV『AbemaPrime』では、「拉致被害者を救う会」の会長で、政府高官らの訪米にも同行した西岡力氏に話を聞いた。