日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」へとつながる第35期鳳凰戦A2リーグの第2節B卓が5月8日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、客野直が卓内トップを取り、リーズ暫定首位に返り咲いた。
対局前まで暫定2位だった客野は1回戦でまさかの4着だったが、2回戦以降は2着、2着、トップの好成績で卓内トップ。一時は明け渡していた暫定首位の座を魚住から取り返した。「首位奪還には成功しましたが、まだまだポイントが必要なので、次節も攻めてポイントを伸ばしたいです」と、独走を目指していた。
【試合結果】
1位 客野直 +19.1
2位 刀川昌浩 +0.2
3位 佐々木寿人 ▲4.9
4位 西川淳 ▲14.4
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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