法大野球部OBでプロ通算2038安打、コーチとしてもイチローらを育てた新井宏昌氏(66)が、商売道具であるバットについて「グリップエンドを削ったら、アベレージが1割上がったことがある」と、わずかな違いが絶大であると力説した。
 新井氏は5月13日、AbemaTVの東京六大学野球 2018春季リーグ戦の中継に解説で登場。自ら名球界入りする2000安打を記録し、引退後はコーチとしてオリックス時代にイチロー、広島時代には丸らを育てたことで知られるが、この日はモニターに映った選手のバットに注目。大きなグリップエンドの特徴的なバットに「私も若いころに、こういうバットを使っていました」と振り返った。