日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」への挑戦権を争う、第35期鳳凰戦A1リーグの第3節A卓が5月14日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、HIRO柴田が+29.0で卓内トップを取り、内川幸太郎を抜き暫定首位に立った。
第2節を終えて首位の内川と2位につけている柴田の直接対決となったが、柴田は1回戦でラスを引き出遅れたものの、そこから挽回。直後の2回戦でトップを取り巻き返すと、その後も抜群の安定感でポイントを重ねた。「上位陣との対戦でプラスにできたことは自信になります。このポイントをさらに伸ばせるように次節も頑張ります」と気合を入れていた。
【試合結果】
1位 HIRO柴田 +29.0
2位 沢崎誠 +5.4
3位 内川幸太郎 ▲11.7
4位 近藤久春 ▲22.7
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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