栗城史多(35歳)が、自身8度目となるアタックでエベレスト登頂に挑む。
 2009年以降、これまで7度挑み続け、いずれも届かなかった8,848メートルの頂き。2012年には重度の凍傷によって両手で計9本の指を失っている。それでもなぜ、挑み続けるのか。無謀な試みではないのか。様々な賛否がある中で行われる今回のアタックでもまた、栗城は「単独・無酸素」へのこだわりを捨てていない。
 公益社団法人日本ネパール協会理事やNPO法人山の自然学クラブ理事長などを務め、自身7度目の挑戦にして、57歳の時に初めてエベレスト登頂に成功した登山家の大蔵喜福(67歳)氏は、今回の挑戦について意外な見方を示した。