ソフトバンクホークス(旧ダイエーホークス)で最多勝3回、沢村賞2回に輝き、現在は野球解説者として活躍する斉藤和巳氏(40)が、宿命のライバルであり、現在も中日ドラゴンズで現役を続ける松坂大輔投手(37)の凄さに言及した。
 斉藤氏は5月19日、AbemaTVの東京六大学野球 2018春季リーグ戦の中継に解説で登場。その中で、2003年に同じイニング数194を投げ、パ・リーグの最優秀防御率のタイトルを同率となる「2.83」で分け合った松坂投手について、「他球団を見ても、唯一無二の存在だった。対打者のような直接対決はなかったが、投げ合いをするうえで、『先にマウンドを降りたくない』という思いがとても強かった」と振り返った。