<大相撲夏場所>◇中日◇5月20日◇両国国技館
前頭十一枚目・千代の国(九重)が、素早い前頭十三枚目・石浦(宮城野)をはたき込みで下し、7勝1敗と好調を持続した。
立ち合いは石浦に突っかけられたが、退くことなく受け止めると、石浦の体制が低くなったところを、すかさずはたき込んだ。これにはAbemaTVで解説を務めた元小結・智ノ花の玉垣親方は「千代の国が相手の動きをよく見ていました」と、落ち着いた取り口を評価していた。視聴者からは、千代の国が三重県伊賀市ということもあり「忍者・千代の国」「伊賀の誇り」といった声が飛んでいた。