日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」への挑戦権を争う、第35期鳳凰戦A1リーグの第3節B卓が5月21日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、吉田直がプラスポイントを独占する1人浮きの+124.5と大勝し、リーグでも暫定首位に躍り出た。
A1リーグ初挑戦の吉田は1、2回戦で連続トップを取ると、3回戦は東1局の親番だけで3万点近くを稼ぎ、8万点超えの大トップ。4回戦もトップを取る完全勝利を成し遂げた。対局後は「首位に立つことが出来ましたが、守ることは考えずに攻め抜きます」と、まだまだファイティングポーズを崩さなかった。
【試合結果】
1位 吉田直 +124.5
2位 藤崎智 ▲1.2
3位 和久津晶 ▲61.6
4位 伊藤優孝 ▲61.7
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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