タレントのマツコ・デラックスに顔が似ているという理由から「角界のマツコ」の異名を持つ宝富士(伊勢ヶ濱)だが、そのパワーは超デラックスだった。
 この日、AbemaTVの相撲中継に解説として登場した元関脇・朝赤龍の錦島親方は、宝富士の取組を前に「ジムに行った時に見て、力強いなと思いました。ベンチプレスを220から230キロぐらいやっていた。軽々でしたよ」と証言。サイズこそ185センチ166キロと、力士の中では平均クラスだが、そのパワーがトップ級だった。実況から「ちなみに親方は?」と話を振られると「200ぐらい“まで”しか上がらなかった」と謙遜。一般人の力をはるかに超えるベンチプレス200キロ台の会話に、思わず笑いが起きていた。