
22日に行われた対中日7回戦、横浜DeNA「飯塚-高城」のバッテリーが5回、中日・大島に2打席連続ホームランを浴びた場面で、野球解説者の齊藤明雄氏が「正直すぎた真っすぐ。打たれるべくして打たれた」とバッテリーに苦言を呈した。
横浜DeNAはこの日、ここまで正捕手としてマスクをかぶっていた嶺井を「走塁の際に出たハムストリングスの炎症」を理由に登録抹消。代わりに高城をスタメンマスクで起用した。
問題の場面は5回、3回に2号2ランを放っている中日2番・大島の第3打席目。初球の141kmストレートでストライクを取ったバッテリーだったが、2球目、3球目とフォークが外れ、1ストライク2ボールのバッティングカウントで迎えた4球目。飯塚が投じた141kmのストレートは真ん中高めに入り、大島にライトスタンドまで運ばれた。
この場面にAbemaTVで解説を務めていた齊藤氏は「フォークを続けるのではなく、カーブを1球挟んでストライクを1つ取るべきだった。フォークが2球外れてストレートでは、あまりにも『正直すぎる真っすぐ』。打たれるべくして打たれた1球だった」と解説した。
その一方、5回83球4失点で降板した先発の飯塚に対しては「悔しいと思いますが、いっぱい失敗して、いっぱい成長すればいい。チーム内には23歳以下のピッチャーがたくさんいる。どんどんチーム内で切磋琢磨して欲しい」とエールを送った。
(C)AbemaTV


