日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」へとつながる第35期鳳凰戦A2リーグの第2節D卓が5月22日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、黒沢咲が+61.0で快勝した。
大物手が連発する荒れた展開の中、4人が1回ずつトップを取ると、最終4回戦で黒沢は8万点を超える大トップ。一気にポイントを稼ぎ、60ポイントを超える卓内トップで、リーグでも首位に立った。「首位になりましたが、まだ9節残っているので、必ず苦しい局面は来ると思います。耐える時はしっかり耐えて昇級を目指したいです」と気を引き締めていた。
【試合結果】
1位 黒沢咲 +61.0
2位 麓征生 +11.7
3位 藤原隆弘 ▲6.3
4位 荒正義 ▲66.4
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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