日本プロ麻雀連盟の女流プロ最高峰タイトル「女流桜花」への挑戦権を争う女流桜花Aリーグの第2節C卓が5月23日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、内田美乃里が混戦を制し卓内トップを取った。
序盤からあまり点数が動かない状況の中、決定戦進出の経験も豊富な内田は、持ち前のバランス感覚で+26.6をマーク。トータルでもプラス域に入り、プレーオフ進出圏内に食い込んだ。「今日負けたら残留争いになりそうでしたが、何とかプラスできたのでプレーオフ進出だけ目指して頑張ります」と、さらに上を向いていた。
【試合結果】
1位 内田美乃里 +26.6
2位 童瞳 +12.0
3位 藤井すみれ ▲19.6
4位 菅原千瑛 ▲23.0
◆女流桜花 2006年度に設立された、日本プロ麻雀連盟所属の女流プロによる1年のリーグ戦。上位20人がAリーグで、年間成績上位3人が前年度の女流桜花と3日間、半荘12回に女流桜花決定戦を行う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。