5月24日に行われた横浜DeNA対中日の8回戦で、中日の大島洋平外野手(32)が4号ソロホームランを放った。前々日の2本塁打に引き続いて“ベイキラー”ぶりを発揮した大島を、中日ベンチがこれまた前々日と同様の“サイレント・トリートメント”で出迎えた。
 1対0と中日リードで迎えた3回表、DeNAの先発、東克樹投手(22)が投じたインコースの変化球を見事にすくい上げた大島の打球は、美しい放物線を描いてライトスタンド上段まで届く技ありのホームラン。貴重な追加点を挙げて得意げにベンチに戻った大島を祝福……のはずが、誰一人として反応を示さない。大谷翔平選手のメジャー初ホームラン以降、日本の野球界でも流行りを見せている「サイレント・トリートメント」だ。