<大相撲夏場所>◇十三日目◇5月25日◇両国国技館
 関脇・栃ノ心(春日野)が前頭四枚目・正代(時津風)に敗れ、初日からの連勝が「12」でストップした。
 前日、横綱・白鵬に26度目の挑戦で初めて勝つなど、大関取りとともに優勝戦線の先頭を走っていたが、この日は立ち合いからまわしが引けず、苦しい相撲に。押しながら出たものの、足がついていかず、土俵際の引きに体が突っ込みばったりと落ちてしまった。
 直近3場所で36勝と、大関取りには既に十分な星を挙げている栃ノ心だが、まさかの土に館内のファンも騒然としていた。