大相撲夏場所>◇十四日目◇5月26日◇両国国技館

 昭和以降、最高齢再入幕(39歳6カ月)として今場所に臨んでいる前頭十六枚目の安美錦(伊勢ヶ浜)が、前頭七枚目・竜電(高田川)を熟練の技が光る「渡し込み」で破って4勝目を挙げた。

 立ち合い直後、竜電の万全な形になり敗色濃厚に追い込まれた安美錦。しかし次の瞬間、まわしを切って頭をつけると、形勢逆転。一気に前に出て「渡し込み」で竜電を土俵の外に追いやった。

 AbemaTVで解説を務めていた元大道の音羽山親方は「鳥肌が立ちました」と口を開くと、前に出る際の安美錦の左手に着目。「劣勢な形から瞬時に形勢を逆転したこともですが、前に出る際、竜電の右脚に左手を回して動きを封じている。あれをやられると、足がもつれて動けなくなってしまうんです。分かっていても、瞬時にあれができるというのが、安美錦の巧さですね」と、熟練の技に感嘆していた。

 AbemaTVでは、大相撲夏場所の模様を序ノ口から結びの一番まで、全取組を生中継している。

(C)AbemaTV

▶大相撲LIVE 夏場所

【毎日よる8時更新中!】大相撲LIVE 夏場所 | 動画視聴はAbemaビデオ(AbemaTV)
【毎日よる8時更新中!】大相撲LIVE 夏場所 | 動画視聴はAbemaビデオ(AbemaTV)
見逃した【毎日よる8時更新中!】大相撲LIVE 夏場所を好きな時に何度でもお楽しみいただけます。今ならプレミアムプラン1ヶ月無料体験を実施しています。