横綱・鶴竜(井筒)が横綱・白鵬(宮城野)を寄り切りで下し、14勝1敗で先場所に続き自身初の2場所連続、通算5度目の優勝を果たした。
敗れれば13勝2敗の関脇・栃ノ心(春日野)との優勝決定戦にもつれ込む状況だったが、立ち合いから低く頭をつけると、粘る白鵬を攻め続け、最後は必死の形相で過去40度の優勝を誇る大横綱を寄り切った。一時は休場が続き、進退についても囁かれたが、華麗な復活劇での連覇となった。
AbemaTVで解説を務めた元関脇・北勝力の谷川親方は「強いですね。低い位置をキープしていたので、白鵬が浮いてきた。土俵際で残させないで一気に寄り切った」と分析していた。
AbemaTVでは、大相撲夏場所の模様を序ノ口から結びの一番まで、全取組を生中継している。
(C)AbemaTV