法大野球部OBでプロ通算2038安打、コーチとしてもイチローらを育てた新井宏昌氏(66)が、学生選手に向けて「自分がしっかりして、やらないといけない部分が強い」と、部門コーチが多数いるプロ以上に、自主性が必要だとメッセージを送った。
 新井氏は5月27日、AbemaTVの東京六大学野球 2018春季リーグ戦の中継に解説で登場。自ら名球界入りする2000安打を記録し、引退後はコーチとしてオリックス時代にイチロー、広島時代には丸らを育てたことで知られるが、自身が法大野球部時代は「我々の時代は監督だけでコーチがいなかったので、打撃指導はほとんどしてもらった記憶がない」と、自分で考えて練習せざるを得なかったと振り返った。