5月29日の横浜DeNA対楽天1回戦で、横浜DeNAウィーランド投手が今年も二刀流健在を見せつけた。
 横浜の先発は、昨年「ハマの二刀流」としてブレイクし、ラミレスが「8番投手」のオーダーを採用するほどバッティングも注目されたウィーランド。この日からセ・パ交流戦が始まったが、横浜スタジアムで行われた同試合はDH制ではなく投手が打席にも立っている。
 3回の横浜の攻撃で、先頭の7番高城がライトフェンス直撃のツーベースを放つと、打席に8番のウィーランドが。他の投手の場合ならほぼバントの場面だが、ウィーランドはまったくその気配を見せなかった。実際に初球から打ちに行った様子を見て、AbemaTVの中継で解説を務めていた小田幸平氏も「やばいですね。バントないんですよ?ピッチャーですよ?すごいですね」と思わず声を上げた。