日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」への挑戦権を争う、第35期鳳凰戦A1リーグの第3節C卓が5月28日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、勝又健志が卓内トップを取った。
前節まで4人ともマイナスというC卓になったが、ここで実力を発揮したのが勝又。1回戦から荒れた展開の中でも、落ち着いた打ち回しで+29.3.トータルでも▲6.1の7位まで順位を上げた。「今日は内容が良かったほうだと思います。今後の戦い方も見えてきたので一節一節大事に戦いたいです」と手応えを感じている様子だった。
【試合結果】
1位 勝又健志 +29.3
2位 瀬戸熊直樹 +11.2
3位 古川孝次 +1.8
4位 紺野真太郎 ▲42.3
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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