伏兵の一振りで、横浜DeNAが劇的なサヨナラ勝ちを収めた。
 5月31日に行われたセ・パ交流戦、横浜DeNA対楽天の2回戦は東と岸、両先発の投げ合いの末、9回ツーアウトから筒香の同点ホームランが飛び出して延長戦に突入。主砲が放った起死回生の一発を勝利につなげるべく、延長10回、二死二塁のチャンスで打席に立ったのは今日1軍に昇格したばかりの山下幸輝内野手(25)だった。楽天の松井が投じたスライダーを上手くすくい上げると、打球はライトの頭を超えるサヨナラタイムリー。今季初打席での劇的すぎる一打に、お立ち台でも涙が止まらない山下は「もう喋れないです」と言葉にならない喜びを表現した。ヒーローインタビューの全文は以下の通り。