31日に行われた横浜DeNA対楽天2回戦は、延長10回裏、その日に1軍昇格を果たしたばかりの山下幸輝内野手(25)の涙の殊勲打で勝負が決まった。一躍ヒーローとなった山下は試合後、「去年ミスをして辛かったので、守備についてもずっと緊張していた。打った瞬間に緊張が解けて、涙が出てきました」と歓喜の瞬間を振り返った。
 一方、このシーンでは、山下のもとに歩み寄って肩を抱き、まるで自分のことのように涙を流す戸柱恭孝捕手(28)の姿が注目を集めた。さらに戸柱は直後のヒーローインタビューの際にもベンチに座り、笑顔と泣き顔で表情をクシャクシャにした。