将棋の最年少棋士・藤井聡太七段(15)が6月1日、棋王戦の挑戦者決定トーナメント進出をかけた予選8組決勝で、中村亮介六段(32)に勝利した。藤井七段は、昇段後初対局を勝利で飾り、高校進学後の連勝も「6」に伸ばした。
棋王のタイトルは6期連続で渡辺明棋王(34)が防衛中。藤井七段は、この対局に勝利したことで、挑戦者決定トーナメント(本戦)への進出を決めた。本戦は予選通過者とシード者で行われ、ベスト4以上は2敗失格制となり敗者復活戦がある。挑戦者決定戦は変則2番勝負で、勝者組優勝者は1回勝てば挑戦権を獲得。敗者復活戦優勝者は2連勝が必要となる。
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