横浜一筋15年、通算101勝を挙げた野球評論家の野村弘樹氏(48)が、「エースの資質は一番ある」と評するも、今シーズンここまで勝ち星なしと不調に苦しむ横浜DeNA今永昇太投手(24)の状態を案じている。
 昨シーズン11勝を挙げ、チーム躍進の原動力として活躍した今永。しかし今シーズンは開幕当初の出遅れ、さらに1軍復帰後3度の登板で未だ0勝、防御率11.25など、復調の兆しすら見えずに苦しい状況が続いている。エースとしての活躍を期待された左腕のまさかの事態に野村氏は「その予兆は2月1日のキャンプイン、ブルペンでの様子に見て取れた」と語った。