日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」への挑戦権を争う、第35期鳳凰戦A1リーグの第4節A卓が6月4日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、近藤久春が卓内トップを取った。
近藤は2回戦の南場に入るまで、アガリなしという苦しい状況だったが、親番でのアガリをきっかけに復調。10ポイントを切る僅差ながら、次節につながる卓内トップをもぎ取った。「最近はリーチの成功率があまりよくないので、しっかりと精度を高めて次節に臨みたい」と、課題も忘れなかった。
【試合結果】
1位 近藤久春 +9.6
2位 勝又健志 +2.3
3位 HIRO柴田 +0.3
4位 伊藤優孝 ▲12.2
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
(C)日本プロ麻雀連盟チャンネル ※画像はFRESH!から