日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」へとつながる第35期鳳凰戦A2リーグの第3節B卓が6月5日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、前節まで首位の黒沢咲が今節も+57.7の卓内トップで、暫定ながら首位をキープした。
第1節、2節と連続のプラスで+117.6を持っていた黒沢は、1回戦こそラスを引いたものの2回戦は2着と粘ると、3回戦では特大トップ。勢いをそのままに4回戦でもトップを取り、快勝で3戦連続のプラスに成功した。「3節まで大きくプラスできて調子もいいので、自分らしい麻雀で残り8節、全力で戦いたいです」と、上位2人のA1リーグに向けて、さらに気合を入れていた。
【試合結果】
1位 黒沢咲 +57.7
2位 ダンプ大橋 +41.1
3位 石渡正志 ▲39.5
4位 佐々木寿人 ▲59.3
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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