交流戦は3カードを消化し約半分が過ぎたところだ。ここまでの両リーグの勝ち星を比べてみるとセ・リーグ20勝対パ・リーグ29勝。13年間で1度しか負け越していないパ・リーグが今年も優勢に立っている。勝ち試合は20対29。しかし、それよりも驚くほど差があるのが盗塁数だ。なんと20対45。この時点でパ・リーグは倍以上の盗塁を決めている。セ・リーグが倍以上走られているというべきか。
 「パ・リーグの走塁のレベルは間違いなく高い」という横浜DeNAラミレス監督。「今までのデータや能力を見るとセ・リーグはパ・リーグの6割くらいの実力」と、大きな力の差を認める。