将棋好きで知られるお笑い・かまいたちの山内健司が、将棋界のレジェンド・羽生善治竜王と、最年少記録を次々と塗り替える天才・藤井聡太七段の再戦について「今度はまた違う感じになると思う」と胸を躍らせた。
山内は幼少期から将棋を始めると、最近では対局だけでなく定跡アプリもダウンロードし、着実にレベルアップ。将棋ファンには有名なアプリ「将棋ウォーズ」でも、苦労の末に初段に到達した。「将棋好きな芸人仲間で、LINEでグループ作っていまして。大人になって改めて毎日アプリで指すようになったからこそ、羽生さんの永世七冠のすごさとかが、より分かった気がしますね」と、指すほどにレジェンドの偉大さが身に染みたという。
一方で、そのレジェンドに強烈なインパクトを与え続けているのが15歳の藤井七段だ。「29連勝の時は、同じ段位の方と指していたので、トップ棋士とやったらまた違うのかなと思っていたんですけど、今やトップ棋士の方とやっても互角に戦っている。『詰めろ』をかけ始めた時の速さはぞっとしますよね。羽生さんが勝ちを確信した時にやる震えみたいなもんですかね」と、快進撃を続ける高校生の様子に驚いている。
レジェンドと天才の対決は、公式戦では1度だけ。今年2月、早指し戦の朝日杯将棋オープン戦の準決勝で顔を合わせ、この時は藤井七段(当時五段)が勝利した。「あの時は羽生さんも、藤井さんがどんなもんか見てみたいという気持ちがあったんじゃないかと、誘っているような気が僕はしたんです。今度戦う時はまた違うんじゃないかと」と予想した。6月17日からは、その羽生竜王の着想から生まれた超早指し戦「AbemaTVトーナメント Inspired by 羽生善治」もスタート。ここでもぶつかる可能性があるだけに「2人とも早指し戦が得意ですからね。本気の羽生さんが見てみたいです」と、目を輝かせていた。
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◆AbemaTVトーナメント Inspired by 羽生善治 将棋界で初めて7つのタイトルで永世称号の資格を得る「永世七冠」を達成した羽生善治竜王が着想した、独自のルールで行われる超早指し戦によるトーナメント。持ち時間は各5分で、1手指すごとに5秒が加算される。羽生竜王が趣味とするチェスの「フィッシャールール」がベースになっている。1回の顔合わせで先に2勝した方が勝ち上がる三番勝負。予選は藤井聡太七段が登場するA組からC組まで各4人が参加し、各組2人が決勝トーナメントへ。シードの羽生竜王、久保利明王将を加えた8人で、最速・最強の座を争う。
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