将棋好きで知られるお笑いコンビ・インパルスの板倉俊之が、将棋界の第一人者・羽生善治竜王との共演時に優しさに触れ「あれ以来、僕の心の玉は羽生さんに取られたままです」と、目を輝かせた。
少年時代から将棋を楽しみ、大人になってからも芸人仲間と指し、最近では将棋番組やイベントへの出演もある。テレビ朝日「アメトーーク!」の「将棋楽しい芸人」でも、将棋の楽しさを存分に語ってきた。当然、史上初のタイトル「七冠独占」や、永世称号の資格を全て得る「永世七冠」を達成した羽生竜王は、板倉にとっても憧れの存在だ。「10年ぐらい前に将棋の番組でご一緒したんです。僕がプロ棋士の方にハンデをもらって戦うものだったんですが、その時が秒読みされるの初めてだったんです」と、大慌てになった。その後、羽生竜王から「秒読みはああなっちゃいますよね」と優しく気遣いの言葉をかけられたことが今でも忘れられず「僕の心の玉は羽生さんに取られたままです」と、うれしそうに語った。