日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」へとつながる第35期鳳凰戦A2リーグの第3節C卓が6月12日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、リーグ暫定2位の客野直がしぶとく卓内トップを取った。
リーグ暫定首位の黒沢咲を追う客野は1、2回戦を終えて35ポイントを稼ぎ、一気に伸ばしたいところだったが、3回戦で1人沈みのラス。それでも最終4回戦では持ち直し、卓内トップで今節を終えた。「対戦表を見た時、前半戦の山場は第4節(山田、荒、石渡)、次節だと開幕前から思っていました。3節目までポイントを持っていられたのはうれしい」と、既に次節へと気持ちを切り替えていた。
【試合結果】
1位 客野直 +19.2
2位 猿川真寿 +17.5
3位 古橋崇志 +7.5
4位 藤原隆弘 ▲44.2
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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