日本プロ麻雀連盟の女流プロ最高峰タイトル「女流桜花」への挑戦権を争う女流桜花Aリーグの第3節A卓が6月13日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、武石絵里が卓内トップを取り、プレーオフ圏内へと浮上した。
武石はトップこそ取れないものの、バランスの取れた麻雀で1回戦から4回戦まですべて浮きの2着。確実にポイントを重ね+42.3を加え、暫定ながら上位8位までのプレーオフ圏内に入る5位に浮上した。「今日は手牌に恵まれたのでもっとプラスにしたかったのですが、プレーオフ圏内に入ったので次節もプラスできるように頑張ります」と、さらに上を目指していた。
【試合結果】
1位 武石絵里 +42.3
2位 藤井すみれ +28.7
3位 美波智子 ▲12.8
4位 石田亜沙己 ▲58.2
◆女流桜花 2006年度に設立された、日本プロ麻雀連盟所属の女流プロによる1年のリーグ戦。上位20人がAリーグで、年間成績上位3人が前年度の女流桜花と3日間、半荘12回に女流桜花決定戦を行う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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