「麻雀駅伝2018」の本戦に出場する1チームを決める予選会の2日目(最終日)が6月15日に行われ、1日目を終えて最下位だったRMUが大逆転で激戦を制し、本戦出場を決めた。
1日目を終えて日本プロ麻雀連盟(連盟)under50チームが1位、続いて連盟overが2位と、連盟2チームが本戦出場争いの主導権を握っていたが、2日目の前半戦として行われた三人麻雀で、この2チームを追いかけていたRMUと麻将連合の2チームが一気に追い上げ大混戦に。最終戦となったRTDルール(一発・裏あり)では、RMUのアンカー松ヶ瀬隆弥が奮闘。卓内トップの+81.7をたたき出すと、オーラスでも自らツモアガリで決着をつけると、達成感からかしばし天井を見上げていた。
昨年、本戦で最下位となり予選会からの出場となった連盟は、2チームでの参加で本戦枠確保に全力を注いできたが1、2位を占めた1日目から一転3、4位に終わるまさかの展開となった。
本戦出場を決めたRMU多井隆晴 うちのチームは変則的で、一番若くてキャリアが浅い松ヶ瀬が大将。一番年下に重圧をかける布陣になったんです。これで松ヶ瀬が一皮向けて、これで超一流トッププロになったと思います。いろいろタイトルを取ってきましたが、今までで一番うれしいです。
【最終結果】
1位 RMU +71.6(東風戦▲24.6 一発・裏なし▲36.8 三人+51.3 RTD+81.7)
2位 麻将連合 +30.5(東風戦▲13.4 一発・裏なし▲29.8 三人+21.4 RTD+52.3)
3位 連盟under50 +18.1(東風戦▲11.3 一発・裏なし+86.6 三人▲25.4 RTD▲31.8)
4位 連盟over50 ▲121.2(東風戦+49.3 一発・裏なし▲20.0 三人▲48.3 RTD▲102.2)
◆麻雀駅伝 「東風戦」(本戦6回戦/予選会4回戦)、西日本を中心に人気の「三人麻雀」(本戦8回戦/予選会4回戦)、一発・裏ドラなしルール(本戦6回戦/予選会3回戦)、RTDルール(一発・裏ドラあり 本戦6回戦/予選会3回戦)を、各チームが駅伝形式で選手を交代し戦うオリジナルルール。本戦には前年優勝のアマチュア連合、2位の最高位戦日本プロ麻雀協会、3位の日本プロ麻雀協会の出場が決まっており、残り1枠には予選会優勝チームが入る。
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