日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」への挑戦権を争う、第35期鳳凰戦A1リーグの第4節C卓が6月18日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、前節まで首位だった吉田直が今節も卓内トップでポイントを上積みし、首位をキープした。
吉田は1回戦で1人浮きのトップを取ると、2回戦以降も安定した戦いぶり。4回戦ではオーラスの親番で粘り2度目のトップを勝ち取った。これでトータルポイントも+145.7とし、2位のHIRO柴田に57.2ポイント差をつけ、頭ひとつ抜け出した。「来週も対局で、好調の瀬戸熊さん、柴田さんが相手なので気合を入れて臨みたいです」と、気を緩めなかった。
【試合結果】
1位 吉田直 +31.5
2位 和久津晶 +19.1
3位 内川幸太郎 ▲20.1
4位 古川孝次 ▲30.5
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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