クリアに向けて「なんとしても勝ちたい」と意欲を見せた。横浜DeNAは交流戦17試合を終えて8勝9敗。今日の最終戦に勝利すれば交流戦、さらにシーズン全体の勝率も5割に復帰する。「交流戦のタイトルは最高の目標だがそれはできない。最低でも5割が目標」と、通常のペナントレースに戻ることも考え、借金を作らずに終えたいところだ。ラミレス監督の試合前コメントは以下のとおり。
―今日勝てば交流戦5割です。
ずっと前から言ってるが、交流戦のタイトルは最高の目標だがそれはできない。最低でも5割が目標で、今日勝てば5割。それを達成すればこれまで向かって来たことは間違ってないことになるので、今日なんとしても勝ちたい。特にこれだけ、けが人が多くいながらこの成績に留まっているのは選手がよくがんばっているなと思う。
―去年広島とはこの時期で8～9ゲーム差ありました。今は3.5ゲームです。
去年の広島はよかったが今年はそこまで（でもない）。うちも悪くはなく3.5ゲーム差に来ている。うちもけが人が戻ってくれば上昇気流に乗れると思う。そこで捉えたい。ロペスがいない中、筒香も出られないが、宮崎が（交流戦で）.390以上打って6本塁打10打点。神里も1番で頑張っている。そういう人の頑張りで今の地位をキープできている。
―けが人が多いが交流戦で肝にしてきたのはなんですか。
毎日がチャレンジな感じ。一番重要なのはリリーフ。リリーフが強固だったことがこの地位にいる要因かなと。若い選手は安定している時もあれば不安定な時もある。筒香・宮崎・神里もよかったが、リリーフが何より大きな要因かなと思う。自分的にはキャッチャーの使い方がよくできたかなと。嶺井がDL明けてから使ったが防御率が悪かった。そこで嶺井にこだわらず高城を使い、高城は試合をまとめてくれた。そのへんの柔軟性が自分にはあったかなと思う。
―交流戦防御率は4点台ですが…。
先発の出来は重要。リリーフに勝ちがついている。三嶋が4勝、エスコバーもパットンも勝ち星がある。リリーフが頑張っている証拠だが、これからは先発に勝ちがつくようになるのがカギかなと思う。
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