日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」へとつながる第35期鳳凰戦A2リーグの第3節D卓が6月19日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、二階堂亜樹が今期初のプラスとなる+35.0で卓内トップを取った。
第1節、第2節と苦戦を強いられリーグ最下位に沈んでいた二階堂は、この日も1回戦3着、2回戦ラスと苦しい前半戦だったが、後半の3回戦でトップを取ると勢いをそのままに4回戦も連勝。リーグ順位も1つ上げて、最下位を脱出した。「今期初のトップで、プラスで終えられたことは大きい。まずは1つ1つ順位を上げていきたい」と、復調の兆しに笑顔も見えていた。
【試合結果】
1位 二階堂亜樹 +35.0
2位 山田浩之 +8.1
3位 刀川昌浩 +3.0
4位 麓征生 ▲46.1
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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