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 1992年4月に放送がスタートし、今年4月に放送27年目に突入した人気アニメ『クレヨンしんちゃん』(テレビ朝日系)。7月6日の放送回からは、番組開始当初から主人公・野原しんのすけの声優を務めてきた、矢島晶子から小林由美子へ“しんちゃんの声”がバトンタッチする。

 そんな新たな一歩を踏み出す『クレヨンしんちゃん』の新主題歌に、ゆずの歌う「マスカット」が決定し、6日の放送回からオンエアされる。また、しんのすけが神奈川・横浜にある、ゆずのプライベートスタジオを極秘訪問。主題歌のお礼に“手土産”を持参し、3年ぶりの再会を喜びあった。


■ゆず×クレヨンしんちゃんの“最強タッグ”が再び実現!

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 元気でちょっとおバカな“嵐を呼ぶ5歳児”野原しんのすけ。彼が巻き起こす騒動と、ふりまわされる大人たちの毎日を、ギャグをふんだんに交えて描いたアニメ『クレヨンしんちゃん』は、1992年4月13日に放送スタート。以来、子どもから大人まで幅広い層に愛され続け、今ではテレビ朝日を代表する長寿番組のひとつとなっている。

 ゆずは、2015年に公開され大ヒットした『映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 ~サボテン大襲撃~』の主題歌「OLA!!」を手がけたことがあり、しんのすけとはすでに仲良し。しかも、この作品は『映画クレヨンしんちゃん』歴代最高の興行収入を記録しており、『ゆず』×『クレヨンしんちゃん』は、まさに“ゴールデン・コンビ”だ。そんな“最強タッグ”がこの夏、再び実現することとなった。

 訪問当日、ひょっこりスタジオに顔を出したしんのすけに、ゆずの2人は「久しぶり~!春日部から来てくれてありがとう」(北川悠仁)、「元気だったー?」(岩沢厚治)と、しんちゃんの頭をなでまくって大歓迎。しかし、しんのすけから逆にアタマでスリスリされる荒ワザをお見舞いされ、苦笑い。

 この日、しんのすけがゆずを訪ねるにあたって持ってきた“手土産”とは、曲のタイトルにちなんだフレッシュな“マスカット”。ところが、北川にはマスカットを差し出したのに、岩沢には空き箱をあげる、という奔放っぷり。やりたい放題のしんのすけに2人は「さすが!しんちゃんだね(笑)」と大喜びだった。

■スカッと楽しい気分になれる曲!みんなで歌って踊ってほしい

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 作詞作曲を手がけた北川が、「毎週、オープニングで流れる歌なので、子どもも大人も聴くだけで“スカッ”として、なおかつ一緒に踊ってもらえたらいいなという思いを込めて作りました。ぜひみんなで歌って踊ってくれたらうれしいですね!」と、楽曲に込めた思いを語ると、しんのすけも大拍手。

 北川の話すとおり、新主題歌「マスカット」は、しんのすけの『ほほーい!』の声でスタートする、思わず踊りたくなるような爽快な楽曲。岩沢も「僕自身、子どもの頃に見ていたアニメの主題歌はすごく覚えているので、この歌がみなさんにとってそんな存在になってくれたらうれしい。夕飯の時間帯のオンエアなので、家族団らんの盛り上げ役になれたらいいですね!」と、期待を語った。

 「マスカット」は、8月1日にCDリリースが決定。それに先駆け、6日の放送回で楽曲が初オンエアされる。

■ゆずコメント


【北川悠仁】

――しんのすけと再会した感想は?

 しんちゃんとは3年前、映画の主題歌を担当させていただいて以来なので、久しぶりに会えて本当にうれしいですね!しかも、春日部から横浜まで来てくれて…ありがとう、しんちゃん!

――ゆずの2人が思う、『クレヨンしんちゃん』の魅力とは?

 しんちゃんは子どもならではの奔放さと、“ホントに5歳児なの!?”と思わされるほどの鋭いツッコミ…。そのギャップが面白いなと思います。また、映画版では、しんちゃんがいつもよりカッコよく活躍するのも楽しい!とにかく、たくさんの魅力が詰まっている作品だと思います。

――しんのすけは“嵐を呼ぶ5歳児”ですが、ご自身の子ども時代は?

 僕はどちらかというと、しんちゃんとは反対のタイプで泣き虫でしたね。幼稚園でもよく泣かされていたので、しんちゃんみたいな友だちがいたらもっと幼稚園も楽しく過ごせただろうなと思います(笑)。

――『クレヨンしんちゃん』の世界の中で気になるキャラクターは?

 しんちゃんのお父さん、“ひろし”さんでしょうか…。ひろしさんには“ブルース感”がありますよね。若い頃はよくわからなかったのですが、歳を重ねていくと、お父さんの切ないブルースが心に響くようになりました(笑)。


――新主題歌「マスカット」に込めた思いは?

 3年前に映画主題歌『OLA!!』を作ったとき、子どもたちから声をかけてもらったり、幼稚園で踊ってもらったり…と大きな反響をいただきました。しんちゃんとコラボすると、子どもたちがすごく喜んでくれることを実感し、その思いをかみしめながら第2弾を作らせていただきました。

 毎週、オープニングで流れる歌なので、曲作りのときにまず考えたのは、聴くだけで“スカッ”と楽しい気分になってほしいなということ。タイトルどおり、「子どもも大人も“スカッ”として、なおかつ一緒に踊ってもらえたらいいな」という思いを込めて作ったので、ぜひおうちで踊ったり、幼稚園や小学校などで、みんな一緒に歌って踊ってもらえたらうれしいですね! 

【岩沢厚治】

――しんのすけと再会した感想は?

 マスカットの手土産まで持ってくるなんて、その手慣れた感じが、さすがしんちゃんだなと思いました(笑)。5歳なのに、相変わらずシッカリしてますね!5歳児にこんなことを言うのもなんですけど、また一緒にお仕事ができてうれしいです(笑)。

――ゆずの2人が思う、『クレヨンしんちゃん』の魅力とは?

 やはり、しんちゃんの独特なキャラクターが素晴らしいと思います。子どもたちみんなの憧れでありながら、逆にお手本にしてはいけないところもあって、まさに唯一無二な存在ですね。

――しんのすけは“嵐を呼ぶ5歳児”ですが、ご自身の子ども時代は?

 性格はしんちゃんほど突き抜けてはいなかったのですが、お風呂上がりはフツーに素っ裸で家中、走り回っていましたね(笑)。あえて言えば、そこが共通点でしょうか…(笑)。

――『クレヨンしんちゃん』の世界の中で気になるキャラクターは?

 僕は“みさえ様”ですね!あのしんちゃんと日夜対峙し、ひまわりも育てて、野原家を切り盛りするなんて、ものすごく大変だと思いますから…。頭が下がるというか、もはやリスペクトしています。ぜひ温泉にでも、ゆっくりつかっていただきたいような気持ちです(笑)。

――新主題歌「マスカット」に込めた思いは?

 僕自身、子どもの頃に見ていたアニメの主題歌はすごく覚えているので、この歌がみなさんにとってそんな存在になってくれたらうれしい。夕飯の時間帯のオンエアなので、家族団らんの盛り上げ役になれたらいいですね!

(C)臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK


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クレヨンしんちゃん
クレヨンしんちゃん
金曜よる7:30~放送、テレビ朝日「クレヨンしんちゃん」番組サイト
www.tv-asahi.co.jp
クレヨンしんちゃん #1~2 | 無料のインターネットテレビはAbemaTV(アベマTV)
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出演者は、-です。
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