持ち時間5分、1手につき5秒が加算される超早指し戦「AbemaTVトーナメント Inspired by 羽生善治」の予選Aブロックの2位決定戦が、6月24日に放送される。同ブロックでは、最年少棋士・藤井聡太七段(15)が既に1位通過を決めているが、決勝トーナメントに進む残る1枠をかけて、橋本崇載八段(35)、三枚堂達也六段(24)、近藤誠也五段(21)が戦う。
2位通過への道は、まず初戦で敗れた三枚堂六段と近藤五段が対局。勝った方が、初戦で三枚堂六段に勝ち、2戦目で藤井七段に敗れた橋本八段と戦う。この対局の勝者が2位として、決勝トーナメントへと進む。
AbemaTVが将棋ファンに向けて独自にアンケート(1063票)を行ったところ、3人の中で橋本八段が2位で決勝トーナメントに進出すると59%が支持した。アンケートの結果は以下のとおり。
橋本崇載八段(35) 59%
三枚堂達也六段(24) 28%
近藤誠也五段(21) 13%
◆AbemaTVトーナメント Inspired by 羽生善治 将棋界で初めて7つのタイトルで永世称号の資格を得る「永世七冠」を達成した羽生善治竜王が着想した、独自のルールで行われる超早指し戦によるトーナメント。持ち時間は各5分で、1手指すごとに5秒が加算される。羽生竜王が趣味とするチェスの「フィッシャールール」がベースになっている。1回の顔合わせで先に2勝した方が勝ち上がる三番勝負。予選は藤井聡太七段が登場するAブロックからCブロックまで各4人が参加し、各ブロック2人が決勝トーナメントへ。シードの羽生竜王、久保利明王将を加えた8人で、最速・最強の座を争う。
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