日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」への挑戦権を争う、第35期鳳凰戦A1リーグの第5節A卓が6月25日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、古川孝次が卓内トップを取り、暫定ながらリーグ4位に浮上した。
前節終了時点で9位と苦戦していた古川だが、この日は倍満を2度ツモアガリするなど絶好調。半荘4回のうち3回トップを取り、+39.3の成績でフィニッシュした。「今日のように毎節30ポイントのプラスを狙って決定戦を目指したい。週末には十段戦もあるので良い麻雀をお見せしたいです」と意気込んでいた。
【試合結果】
1位 古川孝次 +39.3
2位 吉田直 +30.5
3位 HIRO柴田 ▲0.3
4位 瀬戸熊直樹 ▲69.5
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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