史上初の中学生棋戦優勝の興奮が、再びやってくる。将棋の早指し棋戦「第12回朝日杯将棋オープン戦」が6月29日に開幕する。
第11回大会では、藤井聡太五段（当時）が中学生として初の棋戦優勝を果たし、さらに羽生善治竜王とも準決勝で対戦、公式戦初対局で勝利したことで、大きな注目を集めた。この早指し棋戦を、インターネットテレビ局のAbemaTVが独占で中継することが決定。6月29日には、開幕局となる一次予選、佐藤和俊六段対佐々木勇気六段を生放送する。前年優勝者の藤井七段は16人による本戦トーナメントから登場する。
◆朝日杯将棋オープン戦 全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人によるトーナメント。1次から2次予選まですべてトーナメント形式で行われる。優勝賞金は750万円。持ち時間は各40分の早指し戦。
AbemaTVでは、今回の独占中継を記念して、前回大会のベスト4に入った羽生竜王、久保利明王将、広瀬八段、藤井五段（当時）、4人の連名サイン入り大型色紙を1人にプレゼント。藤井七段が「五段」だったわずか16日間に書いた貴重なサインとなっている。
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