桂歌丸さん死去…三遊亭小遊三ら偲ぶ 春風亭昇太「落語界の損失になってはいけない」 2018/07/03 11:40 拡大する 落語家の桂歌丸さんが2日、慢性閉塞性肺疾患のため亡くなった。81歳だった。そして一夜明けた3日、歌丸さんが会長を務めていた落語芸術協会に所属している春風亭昇太(58)、三遊亭小遊三(71)、桂米助(70)、桂歌春(68)が故人を偲んだ。 『笑点』の司会を10年務めた歌丸さんと長年共演した三遊亭小遊三と春風亭昇太は、「噺家」としての歌丸さんの人生を振り返り、「なんといっても晩年の円朝もの(古典落語)に取り組む姿が、後輩としては強烈に印象に残っています。よくこんなことまでできるなと。やるだけなら噺家としてできるんです。でも、完璧にやるんですね。これがちょっと真似できないことではないかなと」(三遊亭小遊三)、「普段の歌丸師匠の高座に対する姿勢、それを見せていただいてとてもありがたかった。落語界の損失になってしまってはいけないと思っているので、これから後に続く者がますます頑張っていくということが大事なんだろうなと思っています」(春風亭昇太)とコメント。 続きを読む