日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」へとつながる第35期鳳凰戦A2リーグの第4節B卓が7月3日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、佐々木寿人が役満・国士無双をアガるなど、1人浮きの卓内トップと快勝した。
リーグ暫定9位で対局を迎えた佐々木は、1回戦をトップで終えると2回戦は終盤の南3局にトップを走っていた魚谷侑未から国士無双をアガり逆転。3、4回戦を2着でまとめるオールプラスで、卓内のプラスポイントを独占した。会心の勝利に「手役派らしい一面がたくさん見せられたと思います」と振り返っていた。
【試合結果】
1位 佐々木寿人 +78.2
2位 古橋崇志 ▲4.7
3位 魚谷侑未 ▲27.8
4位 麓征生 ▲45.7
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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