将棋の王位戦七番勝負の第1局が7月5日、愛知県豊田市の「ホテルフォレスタ」で再開した。今回の七番勝負は、昨年初めてタイトルを獲得した菅井竜也王位(26)と、豊島将之八段(28)と、タイトル戦としては初の平成生まれ同士の対決だ。
 菅井王位は昨年、タイトル戦初挑戦で羽生善治竜王から王位を奪取。通算371局で265勝106敗、勝率.714と数少ない勝率7割超えを果たしている棋士の1人だ。豊島八段は、竜王戦1組、順位戦A級に所属するトップ棋士で、今回の対局が通算600局目。ここまで419勝180敗、勝率.699と高い勝率を誇っている。