小幡貴一。小学校時代に過ごしたタイでフットサルを始めた異色の経歴を持つ彼は、U18、U19などのアンダーカテゴリーの代表として活躍してきた。しかしAFC U-20フットサル選手権で代表落選。その悔しさを胸に「Fリーグ選抜」に志願した。フル代表での活躍を夢見る21歳の若者は、どのような思いで「Fリーグ選抜」として戦っているのだろうか――。
 今シーズンから始まったFリーグ選抜。そもそもこのFリーグ選抜は、2020年に行われるFIFAフットサルワールドカップに向けて若手選手の育成を目的としている。つまり、将来の日本代表を背負って立つ若手選手を育成する場所だ。