「J-Startup」という言葉をご存知だろうか? J-Startupは、(1)世界で戦い、勝てる日本発の企業を作る、(2)“特待生企業”を選んで官民で集中支援する制度で、先月からスタートした。しかし、スタートアップ企業は9割以上が失敗に終わると言われているのが現状。そんな中、起業家の“発想力”を鍛えている学校がある。
 表参道からすぐの場所にあるのは「事業構想大学院大学」。教室をのぞくと、熱心に質問をぶつける学生と、それに答えるレノボ・ジャパン前代表取締役社長・留目真伸氏の姿。留目氏が自分の経験から話す「ビジネスモデル策定」について、学生が列を作って質問に殺到する。