「今回の死刑執行で"ケリがついた"として問題が忘れ去られていくなら、似たような事件は必ず繰り返される」。
 7月6日、オウム真理教の教祖・麻原彰晃こと松本智津夫死刑囚と6人の元教団幹部の死刑が執行され、日本中に驚きが拡がった。
 しかし坂本弁護士一家殺害事件からは29年、地下鉄サリン事件も発生から既に23年が経過、オウムを知らない若い世代も増えてきている。そこでAbemaTV『AbemaPrime』では、先月発足した「オウム事件真相究明の会」の呼びかけ人でもある社会学者の宮台真司氏と一連の事件を振り返り、今後の教訓を探った。(2018年7月放送)