日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」への挑戦権を争う、第35期鳳凰戦A1リーグの第5節C卓が7月9日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、沢崎誠が卓内トップを取り、降級圏からの脱出に成功した。
ベテラン2人、若手2人という構図になったC卓は、ベテラン勢の技が光る展開に。沢崎が仕掛けとリーチを巧みに使い分け、僅差ながら卓内トップを勝ち取った。「とりあえず降級ゾーンからは抜け出せてホッとしています。しかしかなりの接戦なので、次節は大きく抜け出せるように頑張ります」と、さらに上を見ていた。
【試合結果】
1位 沢崎誠 +23.9
2位 伊藤優孝 +13.0
3位 勝又健志 +11.0
4位 内川幸太郎 ▲47.9
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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