日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」へとつながる第35期鳳凰戦A2リーグの第4節C卓が7月10日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、客野直が混戦を制し卓内トップを取った。
前節を終えてリーグ3位と好位置につけていた客野は、この日もバランスのいい打ち回しで、1回戦は1人浮きのトップ。2、3回戦ではマイナスとなったが、1回戦のリードを守りきり、リーグ順位でも暫定ながら首位に立った。「このリードを守りきれるよう次節も頑張ります」と、A2リーグ2年目での突破に意欲を見せていた。
【試合結果】
1位 客野直 +26.9
2位 山田浩之 +4.5
3位 石渡正志 +3.7
4位 荒正義 ▲35.1
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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