日本プロ麻雀連盟の女流プロ最高峰タイトル「女流桜花」への挑戦権を争う女流桜花Aリーグの第3節E卓が7月11日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、和泉由希子が卓内トップを取り、トータルでもプラス域に浮上した。
2節までを終えて調子が上がらない4人の顔合わせとなったE卓は、降級が見えるだけに各選手が慎重な立ち上がりを見せる中、和泉が勝負どころを確実にものにして1回戦トップ。その後も抜群の安定感を誇り、卓内トップを勝ち取った。トータルでもプラス域に入り、プレーオフ進出も視野に。「降級争いから抜け出せてホッとしています。プレーオフも見えますが、まずは確実の残留できるように頑張りたいです」と落ち着いていた。
【試合結果】
1位 和泉由希子 +39.0
2位 斉藤理絵 +23.2
3位 童瞳 ▲17.4
4位 吾妻さおり ▲44.8
◆女流桜花 2006年度に設立された、日本プロ麻雀連盟所属の女流プロによる1年のリーグ戦。上位20人がAリーグで、年間成績上位3人が前年度の女流桜花と3日間、半荘12回に女流桜花決定戦を行う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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