<大相撲名古屋場所>◇六日目◇13日◇ドルフィンズアリーナ
 前頭十五枚目・石浦(宮城野)が前頭十六枚目・明生(立浪)との取組で、逆転の居反りに挑み、館内を大きく沸かせた。
 小兵の石浦は立ち合ってすぐに明生の懐にもぐり込むと、左下手を深く差す展開に。徐々に体を起こされ寄られると、土俵際で逆転の反り技に。惜しくも寄り倒されたが、最後まで諦めない姿に大歓声が起こった。
 AbemaTVの中継で解説していた元前頭・若兎馬は「石浦惜しかったですね。最後まで何が起こるかわからないのが、石浦の魅力」と健闘を称えていた。