
元小結・旭道山が、自身の現役時代の気分転換について言及。隅田川の河川敷に座って自問自答を繰り返していたというエピソードを明かした。
7月14日にAbemaTVの相撲中継に解説として登場した旭道山は、現役時代の気分転換について問われると次のように答えた。
「隅田川の河川敷に座って自問自答しました。もちろん、飛び込んで死のうとは思わないですよ。ただ、飛び込んで泳いでやろうかと思ったことは何度もあります。負けが込むと、それくらい精神的に追い込まれるものなんです。でも落ち込んでいたら相撲は取れない。だから落ち込んだ気持ちは、リセットするために隅田川に捨てていました」
さらに角界入り後に“ぶち当たった壁”については「人類が進化して二足歩行をする時代に、45度の角度で頭からぶつかり合うなんて、普通に考えたらあり得ないことです。その衝撃は1.5トン~2.5トン。さらに突っ張り1発の衝撃は、ボクシングのヘビー級ボクサー同等の700キロ~800キロです。それを取組中に何発も繰り出すんですからね。力士の凄さを思い知らされました」と続けた。
「ただのデブに負けるわけがないと思って入門して、クソーっと思ったのが、他でもない私です」と締めくくった旭道山の話に対して、AbemaTVの視聴者からは「普通の人がぶつかったら、間違いなく死ぬな」など、力士の凄さを再認識する声が上がっていた。
(C)AbemaTV
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