栃煌山が小兵力士・石浦の動きを封じて肩透かし　勝ち越しを決める

＜大相撲名古屋場所＞◇十日目◇17日◇ドルフィンズアリーナ
　前頭十三枚目・栃煌山（春日野）が、前頭十五枚目・石浦（宮城野）を肩透かしで下して8勝目、十日目にして勝ち越しを決めた。
　立ち合いまわしに手が掛からなかった栃煌山だったが、石浦の体を正面からがっしりと受けて動きを封じると、懐に入り込んで形勢逆転を狙った石浦を冷静に肩透かしで土俵に這わした。
　AbemaTVで解説を務めていた元小結・旭道山は「石浦の立ち合いの動きが硬かったですね。一方の栃煌山はとても冷静でした」と解説した。